台湾留学 ぼちぼち日記

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台湾茶に興味のある人必見!台中の講茶學院で台湾茶を学ぶ!

はじめに

みなさんこんにちは。記事をご覧くださり、ありがとうございます。
最近、台中の講茶學院という場所で台湾茶について勉強してきたので、今回はその時の様子をシェアしたいと思います。

本記事は、主に以下のような人に向けて書いています↓

台湾茶に興味がある

台湾茶を専門的に学びたい

台湾茶に関する認定証が欲しい

台湾茶を飲むのが好きな人、台湾茶の知識を深めたい人の参考になれば嬉しいです。

台灣講茶學院とは?

台灣講茶學院(Tea Talk Academy)とは、専門的な台灣茶に関するカリキュラムを提供している教育機関です。カリキュラムを通して認定証を取得することもできます。

例えば、以下のようなコースがあります↓

・茶葉品評一級

・茶葉品評二級

・東方美人品評一級

・台灣紅茶品評一級

・台灣特色茶品評一級

一級より二級の方が難易度が上がります。

講茶學院の場所

現在は台北、台中、南投の三か所に教室があります。私は今回、台中教室へ行きました。

使用言語と難易度

教材も講義も全て中国語です。
一級の場合、台湾に留学中で授業を普通に聞き取れている人であれば問題ないのではないでしょうか。
逆に、中国語が全くできない人には厳しいかと思います。日本語が話せる台湾人と一緒に参加することをおすすめします。

教材内容は「発酵」「口感」「風味」「 滋味」「烘培」など、日本人だと漢字を見るだけである程度意味がわかるものも多いです。既にお茶関係の仕事をされている人であれば「殺青」「萎凋」などの単語も問題ないと思います。
ただ、二級になると専門的な語彙が少し多くなるかもしれません。

授業時間

茶葉品評二級のみ二日間に渡って授業が行われます。それ以外は一日もしくは半日で終了します。

参加費用

教材費、茶葉代、認定証発行費用など諸々含まれ以下の金額になります↓

茶葉品評一級:6,000元(約30,000円)

茶葉品評二級:15,000元(約72,500円)

東方美人品評一級:4,000元(約20,000円)

台灣紅茶品評一級:4,000元

台灣特色茶品評一級:4,000元

授業の様子

私は今回、茶葉品評一級(Tea Tasting Level1)を受講しました。入門レベルなので内容はそこまで難しくありませんでした。お茶の種類、風味、硬度の違いにおける味の変化、台湾茶の歴史、発酵と焙煎などについて学ぶことができます。
お茶の豆知識や台湾茶業界が抱える課題などもお話してくださり、とても充実した内容でした。

授業の教材

録画や録音はNGでした。中身をお見せすることはできないのですが、図や写真付きで、重要なポイントは赤文字で書かれているので比較的わかりやすいです。

受講者は鑑定杯と鑑定碗をもらうことができます。

もらった鑑定杯と鑑定碗

授業は午前と午後に分かれていて、午前は座学中心で、午後からは実際にお茶のテイスティングをしていきました。

6種類のお茶をテイスティング

視覚、味覚、嗅覚をフルに使用してそれぞれのお茶の違いを勉強していきました。製茶方法や発酵度の違いがどのようにお茶の色や香りに影響するのか、先生が丁寧に教えてくださいました。

テスト

テストは別日ではなく、授業の最後の時間に行われます

一級のテストは選択式で、比較的簡単です。全て当日習った内容から出題されます。
テスト前に先生が重要なポイントをおさらいしてくださいます。
本来ならば30分のテスト時間が設けられているのですが、皆15分ほどで終わっていました。

認定証

認定証は中国語・英語どちらか選ぶことができます。どちらも欲しい場合は追加で300元(約1,500)支払います。

合格していれば、認定証は2~3週間後に郵送で届きます。教室が家から近い場合は直接受け取りに行くことも可能です。

旅行者の受講について

台湾に旅行に来たついでに受講したい、と思われる人もいるのではないでしょうか。
受講者資格については特に何も書かれていませんでした。認定証は郵送なので、受講できる可能性はある思います。
ホームページの「聯絡我們」を押すと連絡先が表示されます。また、ホームページ右上からLINEの友達追加をして直接メッセージを送ることもできます。

おわりに

いかがだったでしょうか?
台湾茶が好きで、少し深く勉強してみたい!と思う人は是非講茶學院に行ってみて下さい。ホームページから簡単に申し込むことができます。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。