はじめに
みなさんこんにちは。記事をご覧くださり、ありがとうございます。
今回は、台湾でのグルテンフリー食生活についてお話していきます。
小籠包、餃子、肉まん、蛋餅、蔥油餅、牛肉麵....小麦料理が多い台湾で、小麦は避けられない!と思っている人は多いのではないでしょうか?
小麦アレルギーと診断された私が台湾でどのような食生活をしているのか、お伝えできればと思います。
本記事は主に
台湾に留学や旅行に来る人で
小麦アレルギーのある人、グルテンフリー生活を心掛けている人
に向けて書いています。
私のアレルギーについて
初めに私のアレルギーについてお話しておきます。
私の場合パン、麺類、ケーキ、クッキー、揚げ物などはNGです。食べるとお腹の不調や吹き出物などの症状があります。ただ、発作が起こったり倒れたりするほどではないです。醤油や調味料のつなぎ程度であれば問題ありません。
このような私の体質を元にお話するので、小麦アレルギーが酷く調味料に少量入っているだけでも食べられない!という人にはお役に立てない記事かと思います。
台湾のグルテンフリー食品
炒飯(チャーハン)
チャーハンは本当にありがたいですね。ただ、栄養が偏るので毎日は食べられませんが...。
飯糰(おにぎり)
朝ごはんにはピッタリですね。ただ、中によく入っている油條(揚げパンのようなもの)は小麦粉なので、注文する際に抜いてもらうようお願いしましょう。
粥(おかゆ)
おかゆもおすすめです。飯糰同様、中に油條が入っていることがあるので注意してください。
便當(お弁当)
一般的なお弁当はお米、メイン、副菜三品の組み合わせが多いです。私はメインが揚げ物にならないように注意しています。「炸」と書かれているのが揚げ物なので、炸雞排や炸豬排は避けています。
米粉(ビーフン)
うるち米が原料のライスヌードルです。
蘿蔔糕/芋頭糕(大根もち/タロイモもち)
朝ごはん屋に行くと、サンドイッチやトーストなどが多い!ですが安心して下さい。蘿蔔糕や芋頭糕は小麦粉ではなく、糯米(もち米)や地瓜粉(さつまいもデンプン)が使用されています。
肉圓(バーワン)
肉餡を透明の皮で包んだ料理です。皮は在來米粉(インディカ米)や地瓜粉(さつまいもデンプン)で作られているので、安心して食べられます。
粽子(台湾風ちまき)
台湾のちまきは、笹の葉で三角に包んであるのが特徴です。ちまきなのでもち米が使用されています。中にお肉が入っているものだと肉粽と呼ばれます。
碗粿(ワーグイ)
すりつぶしたお米を蒸した料理です。朝の市場でよく売られています。
拌飯(ピビンパ)
台湾は韓国料理店が比較的多いです。小麦を使用していない料理が多く、ピビンパやお餅を煮込んだトッポギがおすすめです。
素食(ベジタリアン料理)
台湾にはベジタリアン料理店が沢山あります。食べる分だけ自分で取るスタイル(自助餐)が多く、野菜や卵が基本なので、小麦粉の心配はありません。ベジタリアン食材の豆皮や豆干などは全て豆腐です。
ただ、ベジタリアン用のミートには小麦粉が使用されていることがあります。不安な場合は店員さんに聞くか、そもそも選ぶのを避けることをおすすめします。
滷味(ルーウェイ)
滷味とは、野菜やお肉を煮込んだ台湾料理です。夜市の屋台でよく売られています。
麻糬(お餅)
麻糬は毎日は食べられませんが、小腹が空いたときにありがたいですね。台湾のお餅は日本のお餅より一回り小さく、中に黒ゴマやピーナッツなどが入っていて甘いのが特徴です。
米堡
お米を使用したハンバーガーです。朝ごはん屋さんや台湾の摩斯漢堡(モスバーガー)のメニューにあることも!
オートミール
オートミールはオーツ麦を加工したものです。お水を入れて火にかけるとお米のような食感になります。一時期、卵と豆乳とオートミールを混ぜて焼き、パンケーキみたいにして食べていました。台湾のフルーツを添えると立派なデザートになります。台湾のスーパーでは比較的よく見かけます。
泰國菜(タイ料理)
タイ料理レストランにもグルテンフリー食品が沢山あります。例えば、よくメニューにある河粉(ホーフェン)は平たいライスヌードルの一種です。他にも打拋豬肉販(ガパオライス)や綠咖哩(グリーンカレー)、ライスペーパーで作られている生春捲(生春巻き)などもおすすめです。
メニューによくある月亮蝦餅は生地に春巻きの皮が使用されているので、気を付けてください。
印度咖哩(インドカレー)
日本風カレーはカレールウに小麦粉が使用されているので、私は極力避けています。本格的なインドカレーはスパイスから作っているので、小麦粉の心配はありません。ナンはNGなので、お米が選択可能なお店を選びましょう。
客家菜(ハッカ料理)
複数人で食事に行くならハッカ料理がおすすめです。主食がお米で、野菜の炒め物やお肉を煮込んだ料理などが多いです。小麦粉を使用した料理が少ないため、周りに気を使わなくて済みます。
日本のチェーン店
日本で食べるよりは若干お高めですが、すき屋、スシロー、大戸屋、やよい軒などもあります。
デザート編
愛玉、仙草、珍珠、粉圓、西米露、湯圓、地瓜園、芋園、豆花、杏仁豆腐などには小麦粉は使用されていません。
鳳梨酥、太陽餅、雞蛋糕、古早味蛋糕などはもちろん小麦粉なので注意してください。
自炊について
私の場合、もちろん外食で上記のような小麦粉の入っていない料理を食べることもありますが、普段は自炊を心掛けています。
お米や味噌、基本的な和食の調味料はスーパーで販売していますし、新鮮なお野菜は市場で手に入ります。
台中で米粉パン・スイーツを買うなら
台北の様子は詳しくありませんが、2年半台中で生活して、台湾で完全なる米粉パンを売っているお店は少ないと感じました。「米粉麵包」と書かれていても、米粉50%と小麦粉50%ということも多いです。
ネットで調べればいくつか売ってはいましたが、直接台中で米粉パンを購入できるお店を探していました。そんな中、見つけたのが奇蹟烘焙(KISEKI BAKERY)というお店です。
京都でアレルギーを持つ人のためのデザートを販売しているお店が、台湾の企業と提携し奇蹟烘焙(KISEKI BAKERY)として参入されたそうです。
米粉パンやケーキが全て冷凍で販売されており、保存がききます。台中在住で米粉パンや米粉スイーツを手に入れたい人は是非行ってみて下さい!
日本から持って行ったグルテンフリー食品
私は一時帰国の際に、毎回以下のグルテンフリー食品を持って帰って来ています。
おこめ丸パン
TAINAIさんの米粉パンです。電子レンジやトースターで温めるだけで簡単に食べれます。学校が忙しくて自炊ができない、でも外食もちょっと...という日に食べています。賞味期限が90日ということもあり、非常に保存がきくので有難いです。
黄えんどう豆パスタ
ZENBさんの商品です。どうしても麺類が食べたくなった時におすすめ。豆100%だとは思えないほどもちもちしていて美味しいです。賞味期限も長いので安心です。
おわりに
以上、今回は私の台湾グルテンフリー生活についてお伝えしました。
小麦粉アレルギーをお持ちの人、安心してください。台湾でも十分グルテンフリー生活できますよ!
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
それでは、最後までご覧くださり、ありがとうございました。